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刺のある樹 (角川文庫 緑 454-10)

刺のある樹 (角川文庫 緑 454-10)

刺のある樹 (角川文庫 緑 454-10)

作家
仁木悦子
出版社
KADOKAWA
発売日
1982-10-01
ISBN
9784041454107
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刺のある樹 (角川文庫 緑 454-10) / 感想・レビュー

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たか

猫好きで知られる仁木悦子の本の表紙には、ほとんどが猫の絵が描かれている。その中で一番好きな絵がこれです。鏡に映る(あるいはフォトフレームの)猫とのコントラストが良い。C評価

2017/12/01

Yu。

何者かに狙われているという依頼者の話を聴いていた最中、その妻が殺された‥ 彼ら夫婦を取り巻く人間関係の謎を紐解き真相に迫る“頭脳”の兄 雄太郎と“行動派”の妹 悦子といった仁木兄妹の活躍が描かれる長編作。。おもしろい‥ 仁木兄妹大好きなのでワクワクニンマリな時間を過ごせました(*´―`*)

2022/05/11

kinshirinshi

仁木兄妹シリーズの長編第三作。前作(『林の中の家』)は登場人物が多くごちゃごちゃしていたが、その分おおらかな印象もあった(子供も出てきたし)。今回は逆に、限られた人数で、限られた場所で、事件は進んでいき、無駄がない分、少し息苦しい感じがした。明かされる真相も醜く、仁木兄妹の爽やかさを持ってしても、後味はよくない。もう少し兄妹の日常生活を合間に挟んで、緩急をつけた展開だと楽しかったかも。

2022/02/11

Look

仁木兄弟ものの雰囲気は好きなんだけど、いかんせんミステリとしてはやや凡庸。書かれた時代を思えば、致し方ない話ではあるけれど。とはいえ、楽しく読めたのは事実なので、特に不満はない。

2016/12/13

風祭

面白かった。犯人とトリックが早くから何となくわかってしまうのが少し残念。登場人物の誰もが幸せそうでそうじゃないのが悲しい。スパイスのきいたところが仁木作品の味わいかも。殺された奥さんの、トカゲエピソードが何となく心に残って怖かった。

2011/01/11

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