KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ドサ健ばくち地獄 下 (角川文庫 緑 459-65)

ドサ健ばくち地獄 下 (角川文庫 緑 459-65)

ドサ健ばくち地獄 下 (角川文庫 緑 459-65)

作家
阿佐田哲也
出版社
KADOKAWA
発売日
1984-09-01
ISBN
9784041459652
amazonで購入する Kindle版を購入する

ドサ健ばくち地獄 下 (角川文庫 緑 459-65) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

たかひろ

地下賭場の常連たちもカネが尽き脱落していき、最後に残ったドサ健、浜辰、チン、利乃助の4人が麻雀で最終決戦をするも、どうしても負けられないドサ健がチョンボをしてある局の勝負そのものを無効にする。ドサ健が調子良くなると他の者がチョンボをするという仕返しをされ、勝負が決まらないと悟った4人が解散し、ドサ健が寂しく街中に消えていくという、ドサ健らしからぬ寂しい結末(笑)気弱なドサ健を見られる唯一の作品かもしれない。『麻雀放浪記』の知名度に負けてはいるが賭博の恐ろしさ虚しさを書いた作品としては日本で最高のものかも。

2024/01/31

mun54

凄い話だった。登場人物が一人づつコロされて、最後まで残った連中も、 地獄で生き続けるだけで勝者なんて誰もいない。

2012/03/30

レコバ

こういうふうにしか生きられない。っていう話。その実マイルドな話を重く読ませるとか、現実から救いようのない部分を綺麗に取り除くとかに旨さがある印象。

2014/11/27

トーマス

一旦鉄火場に入れば大事な金を紙屑と思い、自分の打ち方に殉じることだなあ。勝てる仕組みのない戦いはしないことだ。しかし一流の賭博野郎は常に斜め上をいく

2014/03/14

タイコンデロガ級

最後まで残った健たちは特に何も得ていないっていう文字通りの「ばくち地獄」 前編の中盤辺りから後編の中盤辺りまでテホンビキがメインだったが、後編の終盤からは麻雀に。 やっぱり自分は麻雀描写の方が好きです。

2018/03/10

感想・レビューをもっと見る