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亜愛一郎の逃亡 (角川文庫 あ 16-1)

亜愛一郎の逃亡 (角川文庫 あ 16-1)

亜愛一郎の逃亡 (角川文庫 あ 16-1)

作家
泡坂妻夫
出版社
KADOKAWA
発売日
1989-06-25
ISBN
9784041461075
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亜愛一郎の逃亡 (角川文庫 あ 16-1) / 感想・レビュー

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そのじつ

シリーズ最終巻。やや小粒感があったが「歯痛の思い出」「赤の讃歌」は好きな作品。そしてグランドフィナーレに大満足でした。亜愛一郎のへっぴり腰も見納めかと思うと寂しい。あの特殊な起き上がり方、実写で見てみたい。しかし実写化するとなると今巻の「赤島砂上」なんか亜の股間にずっとボカシが入っているんだよね…笑える…。しかもよりにもよってダンディ草藤先生まで。亜のイメージは若き日の岡田真澄か佐田啓ニ。三角の顔の老女は山岡久乃っぽい顔面が浮かんでた。泡坂作品また読みます。

2024/06/11

カーゾン

M:曾我佳城ものフィナーレと同様ラストを決めていて(終わり方は全く異なるが)それ以前を逆算で作っていったのかな? それはさておき、今作品中では「球形の楽園」「歯痛の思い出」「火事酒屋」が好みでした。にしても泡坂妻夫は回文好きだねぇ。

2023/12/17

BIN

亜愛一郎シリーズ3作目。ついに三角形の顔した老婦人の正体が明らかに。。。亜に井伊に上岡菊けこ(彦の間違い)と名前遊びがうまいね。亜が白目を向いたら来たか!と早く謎をとけ!と思ってしまうくらいなスマートな推理。ただ動機面は全く語られないのが玉に瑕。ラストの展開は予想もつかなかったな。

2018/07/13

紅独歩

追悼:泡坂妻夫その二。デビュー作「DL2号機事件」で颯爽(?)と登場した名探偵:亜愛一郎は、泡坂妻夫が生みだしたもっとも愛すべきキャラクターだろう。コメディタッチで進んでいく物語は、ともすれば推理モノである事を忘れさせるほど軽快だが、亜が白目をむいた瞬間に世界が引っくり返る。著者おとくいの言葉遊びもふんだんに盛り込まれていて、笑うより先に感心してしまう。

2009/02/07

放言者

この時代にこのラストはすごい…

2008/09/23

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