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わしらは怪しい探険隊 (角川文庫)

わしらは怪しい探険隊 (角川文庫)

わしらは怪しい探険隊 (角川文庫)

作家
椎名誠
出版社
KADOKAWA
発売日
1982-06-01
ISBN
9784041510018
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わしらは怪しい探険隊 (角川文庫) / 感想・レビュー

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ehirano1

こ、これは楽し過ぎる!願わくば探検隊に加えてほしいとさせ思いました。一方で、時の流れの残酷さが絶妙に描写され哀愁も感じます。

2023/07/22

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

何度目かの再読。怪探シリーズの記念すべき第一作。やっぱりこのシリーズは初期の方が勢いがあって良いなあ〜。この探検の頃のシーナさんはまだ物書き専業になる前だから、仕事を離れてホントに楽しそう。いい歳した大人が鍋釜テントを持って、酒飲んで騒いでいる騒動を書いただけの話の何処が面白いんだっていう人も多いと思うけど、いいんです!面白いんです!こればかりやったことないとわからない。この本に出会いシーナ隊長に遅れること二十年、海に山に怪しく探検した私にとってはバイブルみたいなものです。相変わらずの殿堂入り。★★★★★

2016/11/23

ゆいまある

椎名誠の文章が苦手である。脱線が多いしふわふわぐねぐねしていて読み難いこと甚だしい(珠己さんに似てるけど珠己さんが影響を受けてるのであった)。しかしこのシリーズは内容の面白さが文体に勝ってる。いいおじさん(少年1名)10人程が離島でキャンプして魚釣って料理し焚き火して酒盛りするという、いい年して秘密基地ごっこなのである。社会での肩書を脱ぎ捨てて「原始に戻る(期間限定)」なんて面白いことをおおっぴらにやっちゃうのが素晴らしい。ちゃんと風呂は入ってるんだろうか、歯磨きしてるんだろうか。

2019/01/23

マエダ

エルメスのバッグやジバンシイの威光などが全く通用しない、布バケツと一杯の真水が重要な世界に彼らは住んでいる。魅力的に感じる。

2018/12/11

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

海だ、山だ、キャンプだ!焚き火だ、酒だ、宴会だ~。初期東ケト会(怪しい探検隊)が巻き起こす遠征記。こういうことをやったことが無い人から見ると、ただのバカの集まりですね。でも、それでいいのだ!キャンプじゃなくてここにあるのは「野外生活」。キャンプ場にシャワーも電源もあるような、そんなぬるいキャンプとは違うのだ。私も若い頃は仲間と怪しい探険してました。大好きだなあこういうの。シーナワールド全開の一冊ですね。最近はシーナさんもお年をめされて、もうこの乗りがお目にかかれないのが残念です。★★★★★

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