KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

あやしい探検隊バリ島横恋慕 (角川文庫 し 6-16)

あやしい探検隊バリ島横恋慕 (角川文庫 し 6-16)

あやしい探検隊バリ島横恋慕 (角川文庫 し 6-16)

作家
椎名誠
沢野ひとし
出版社
KADOKAWA
発売日
2002-01-25
ISBN
9784041510162
amazonで購入する

あやしい探検隊バリ島横恋慕 (角川文庫 し 6-16) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

怪しい探検隊シリーズ第8弾。アフリカのキリマンジャロ登山から6年、再びの海外遠征。今度はバリ島神の山である。そもそも、バリ島に3000m級の山があるなんて知らなかったよね。新宿の飲み屋で決起集会をした飲兵衛のおっさんたち四人が今回も怪しく探検する。神の山アグン山を攻略した後は、南の島で潮風に吹かれながら「ポランポラン(のんびり、ゆっくり)」な旅。バリ島というと「観光地」のイメージがあるけど、いいよなぁ、こういうの。椎名さんが撮ったバリ島に暮らす人々の目がみんな活き活きしているのが印象的。★★★★

2016/12/28

へくとぱすかる

あやしい探検隊シリーズは、基本的には笑える本だが、バリ島編には、ちょっと感動。昔の日本にあったような、素直なよい部分をこの島は濃厚に残しているという点。外国だから、インドネシアだから、ではなく、バリ島だからこそ、という点も記憶に残しておきたい。第一次産業が大切だというのも、今の日本には耳が痛い話だろう。およそ20年後の今、バリ島はどうなっているだろう。

2017/10/06

佐々陽太朗(K.Tsubota)

本書も相変わらずのいきあたりばったりで気の向くままの旅である。しかし、いい加減なバカをやりながらも、旅を通じて「神」について考え続けている。バリ島に住む人々が山や川の自然を信仰する真摯な姿に欧米とは違う「文化の深さ」を見る。軽薄軽妙な文章の中に、我々は人間の生き方を根源から見つめ直す必要があるのではないかとの問いを突きつけられる良書である。

2009/08/11

ダンスにホン!ころりん

20020125初版発行 140102読了 沢野画伯の絵画館カラー掲載!今から十数年ほど前に長めの休暇をとって訪れたバリ島での旅を思い返した。空気、匂い、風、ケチャ、海辺で聞いたガムラン… 懐かしく愛しい時間を思い出しました

2014/01/02

たーくん

再読→→→バリ島には「神の山」があって、そこに登ればこれまでのすべての悪事がゴハサンになるという。それを聞きつけたあやしい探検隊の面々は、穏やかな風吹く神秘の島へ。いきなり突撃した神の山アグンで森厳さに祈り、ケチャの迫力に洗脳され、女性の美しさを喜び…。神は彼らを許してくれたのだろうか?

2018/05/31

感想・レビューをもっと見る