空,見た子とか (角川文庫 緑 517-3)
空,見た子とか (角川文庫 緑 517-3) / 感想・レビュー
Te Quitor
コトバ遊び。刺激的言葉遊び。ひたすら言葉遊び。とことん言葉遊び。不思議な魅力、センスがある。読む前から嫌な予感はしていた。残業終わりに読むべき本ではないのは分かっていたのだ。そら みたことか。読んだ後のこの疲労感。脳が疲れた。いや。まぁ、分かってはいたのだ。疲れるだろうという事は・・・。
2015/06/08
午後
言葉遊びもトコトン突き詰めたら立派な小説になる。こんないびつで、パワーに満ち溢れている小説はきっと二つとない。物語が言葉に引っ張られてグイグイ進んでいく。先に物語があるのではなく、言葉が物語を次々と生み出していくのだ。こりゃあ、子供だましじゃないね。
ひとみ
劇を小説に落とし込んだ(昇華した?)かんじ。ラスト10分で照明の落ちた舞台の上、主人公が1人スポットライトを浴びながら叫び訴え、怒涛の伏線回収をするあのかんじ。 いつもおお〜って思うけど馬鹿だから全然真意汲み取れてない。誰か解説してほしい
2019/04/07
法水
『少年狩り』同様、若さが感じられる作品。果たしてこれを小説と読んでいいものかどうかもよく判らないけど、時代がこういうものを求めていたのかなとも思う。
2014/03/14
kemonoda
野田秀樹さんの処女長編小説。高校の頃、何度も読みましてね、この毒にやられてしまいました。たぶん今はもう絶版ですね。
2012/04/23
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