人類への胃散 (角川文庫 の 1-1)
人類への胃散 (角川文庫 の 1-1) / 感想・レビュー
西澤 隆
「クスリやってるひとってこんなだろうなあ」と思うようなぶっ飛びぶり。ある意味エンターティメントでさえないほとんど読者おいてけぼり状態の話題錯綜は、壮大な世界史ねつ造ネタ話。逆にいえばクスリの力をかりずともこれだけ荒唐無稽なものを書き上げてしまうのが才能なんだなあ。とはいえ野田秀樹は舞台で完結する人。文章だけだとなんだかわけがわからなくて、そのどうとでも取れるたっぷりの余白部分にいろんな演出が入り込んで、論理的には理解しにくいが圧倒される芝居になる。ならばこの本はステージ裏で僕らをからかう手の込んだ悪戯だな
2019/05/10
笑える本を読も男!
世界史を野田秀樹が好き勝手に捏造しまくる一冊。もうとにかく一冊まるまる使った大論文になっているので、読んでるこっちは体力勝負よ!
2010/07/09
ao.m
良い
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