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夏の終りにオフサイド (角川文庫 や 10-3)

夏の終りにオフサイド (角川文庫 や 10-3)

夏の終りにオフサイド (角川文庫 や 10-3)

作家
山際淳司
出版社
KADOKAWA
発売日
1989-02-01
ISBN
9784041540046
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夏の終りにオフサイド (角川文庫 や 10-3) / 感想・レビュー

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みっぴー

《2018夏物フェア》第七弾。スポーツを題材にした短篇集。バスケ、野球、ボクシング、ゴルフ、テニス、、、。ライバルとの対決とか、仲間との絆を深めるとかの爽やかな話かと思いきや、トーンを抑え気味の切ない話が多くて、あれれ?と思いました。最後の2話は、意外や意外、なんとミステリーです。古本屋で見つけたスコアブック、なぜか試合の途中までしか記入されておらず、、、。あまり凝った話ではないのですが、スポーツ×ミステリーってサクリファイスくらいしか知らないので、ちょっと得した気分です。

2018/07/23

mataasita

川島誠を連想した。名前のつかない、あるいはイニシャルしか与えられない主人公や登場人物たち。淡々と進む夏の1日。あるいは数日。事実とフィクションの境界の曖昧。過去への焦躁や故郷への郷愁もない。人生は必然で、あとで酒を飲みながら笑って振り返るだけ。薄いペーパーバックのような短い小説。夏休み18冊目。

2021/08/15

読書国の仮住まい

ボリューム 『サマー・デイズ』『夕暮れの、夏』サマーサイド・スタジアムと括られた『虹』『スクラム・ハーフ』『アンパイア』『ランチョパーク』『テン・カウント』『体育館』『ハードル』『白い夏』『サドンデス』『アクシデント』ポートレイトと括られた『シボレー』『ボルグ』『マーベラス』スポーツエッセイに『スコアブック』『ラブ・フォーティ』小説二篇収録 世界観 夏が始まりを告げるとドラマが生まれ、幕が閉じる頃に静かに終わる。 そんな時節のスポーツスケッチ。 補足事項 曇る日でも、雲の向こうではいつも太陽が輝いている。

2022/07/08

ひで

ハグラーとシュガー・レイ・レナード、ロベルテト・デュランにボルグ更に宇野勝。80年代は遠くなりましたが、スポーツが社会に認められ、文化になる前夜でした。山際さんとNumberの果たした役割は偉大です。

2015/08/14

読み人知らず

山際作品はやはりインタビューが面白い。実在の選手を切り出したような作品がいいんだ。宇野の話が好きだな

2012/05/13

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