空が見ていた (角川文庫 緑 540-51)
空が見ていた (角川文庫 緑 540-51) / 感想・レビュー
ウチ●
モータースポーツ、陸上競技、アメフット、etc・・・。そして野球。様々なアスリート達の軌跡をたどる山際淳司の綺羅星。とりわけ野球というスポーツの持つ魔性について考えさせられます。当事者さえ気がつかなかったであろう事柄や理由について観客席から、そしてスコアブックから初めて読み取れることがあるのだな、と妙に納得。 池田高校の名将として名を馳せた蔦監督、「攻めダルマ」とも呼ばれた人が実はイメージとは裏腹のこういう方だったとは・・・「ロスト・ゲーム」良かったです。
2012/12/23
Gen Kato
再読。『スコアブック』『ラブ・フォーティ』は完全に短篇小説。
2015/04/06
taroyan
著者ならではの視点でスポーツを通じて人間の能力のすごさを描写してるなと。スポーツ選手に限った話ではないが、人間というのは過信や慢心ではなく自信をもつことが、その人がもつ能力を最大限に発揮できるんだなと、そしていまに満足することなくさらに高みを目指していく姿が素晴らしいと感じた次第。読後の爽やかさがいいですね。
2013/09/04
雲國斎
山際さんのスポーツノンフィクションは最高!ふだんあまり目にする機会のないスポーツのおもしろさも彼らしいやさしい視点で伝えてくれます!
1985/07/01
青海老
山際さんらしい作品でした。現実感もあり、それでいて違う世界のようなそんなノンフィクションでした。いつも通り。 棒高跳びのくだりが一番良かったかもです。
2014/03/15
感想・レビューをもっと見る