頭は帽子のためじゃない (角川文庫 緑 576-5)
頭は帽子のためじゃない (角川文庫 緑 576-5) / 感想・レビュー
よしだこ。
読みやすい文章だった。今の職に就いている理由は、文章を書くのが好きとか上手かった、というよりも文章や言葉に楽しく触れていたのが大きいらしい。
2015/04/05
KAZOO
阿刀田さんの随筆です。6つの分野(書く・読む・楽しむ・会う・言う・考える)についてご自身の子供の頃から大人になったころなどの経験をまじえて書かれています。今まであまり気がつかなかったのですが、阪神ファンなのですね。野球のベストナインの項は私とほぼ同じ年代なので懐かしい気がしました。
2014/05/21
MIKETOM
エッセイ集。「書く」の章では、ストーリーの中心となる”アイデアの芽”をどうやって察知するかなどが面白かった。なかなか一筋縄ではいかないもんだ。「読む」の章では若かりし頃の読書傾向を紹介することによって現在の作家である自分にどんな影響を与えたのかを書いている。なるほどねえという感じ。「楽しむ」の章では、自分が考える歴代プロ野球選手のベストナインを披露したり。正統派のベストナインと職人芸的な観点からのベストナインの二通りのチームを創出。試合したら面白いだろうね。とまあ、こんな感じの本です。
2017/12/02
K
幼少期、父に叱責を受けた際、よく「頭は帽子を被る為だけにあるんじゃないんぞ!」と言われていたことを思い出しながら読む。この本の題名から取っていたとは。
桧山
昭和59年発行。古いなー。約30年前のエッセイですが現代にも当てはまる内容なあたり、文明は進化しても人間は進化してないみたい。読みやすい文章でしたん。
2013/11/26
感想・レビューをもっと見る