紫色の場所 (角川文庫 緑 579-9)
紫色の場所 (角川文庫 緑 579-9) / 感想・レビュー
ともちゅん
思っていたより面白くて、一気に読んでしまいました。宗教の内部って、知りようがないから…古さは特に感じませんでした。
2014/05/18
franc
ラストのオチが林真理子らしい。そして、主人公の考えにどちらかといえば近い私はホッとしたのも事実。思考回路が分からない人は、好きになれないものだが、ある種の説得力があったので、自分とのズレも楽しめた。
2013/06/06
鉄火丼
1985年。今リメイクしたら持たざる者がつけ込まれて入信し使い捨てられ、元の世界の居場所も失うという筋書きになるだろう。
2023/08/14
noripon
80年代、林真理子が30歳頃に書かれた作品。アパレル業界のスタイリストが憧れの職業的に書かれてるのが時代を感じました。軽~く読める作品。
2020/08/30
のりのり27
〈8050〉を読み、昔の林真理子作品を読みたくなった。若いころ読んだ世代です。ヒロミ26歳、売れっ子のスタイリストになりお金に苦労しなくなった。「不安」は常にある。ヒロミは新興宗教に誘われ興味を持つ。今の幸せが続くのならどんなことでもしたい。「幸福が続く」そんなことがあるのか。≪自分の欲望を否定するっていうことは、本当はとってもみっともないことなんだよ≫この言葉にぶっ飛んだ。林先生はやっぱ凄い。
2023/09/08
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