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失恋カレンダー (角川文庫 緑 579-13)

失恋カレンダー (角川文庫 緑 579-13)

失恋カレンダー (角川文庫 緑 579-13)

作家
林真理子
出版社
KADOKAWA
発売日
1987-11-01
ISBN
9784041579138
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失恋カレンダー (角川文庫 緑 579-13) / 感想・レビュー

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リッツ

再読。やはり時代を感じる。何だか私ずいぶん長く生きてきたのね~と振り返り驚いた。あの頃は今ほどドロドロした心理を描いた作品ってなかったと思うので、林真理子さんの本を読む度(特に自らがモデルと思わせる作品)感心する一方『うわ~!でもいいの?ここまで書いちゃって』とか心配?したことを思い出した。自意識や劣等感に共感するところもあり(悲しい!)そしてまんまと思いをとげても自分の中の嘘、狡いところを自覚して呟くラストの胸の内が愚かしくも切なく胸に響く。そういう時代だったなとシミジミ。あの頃の彼女達も今は…。

2020/04/06

マイマイココア

昭和62年頃の女性達の状況と、今の女性達のじ状況は違うから、一概にはいえないけど、言いたい事は言った方がいい!(言いすぎもよくないのだけど……)ということと男を調子に乗らせるな!ということは昔も今も変わらない気がする………。

2016/08/08

シンヤ

12ヶ月の失恋物語。女性達の胸の内があれこれ見れるという感じ。男性はろくなのが居ない設定で、若さゆえの恋の駆引きや、やはり別れる話もあればそんな男性が良いと思う女心や、依存する人、女の嫉妬による顛末、時代の古さを感じるが、いつの時代も変わらないテーマで物語は色褪せてない。

2017/09/21

りえここ

初めての林真理子さんでしたが、とても読みやすくおもしろかったです。全てが失恋話というよりも恋や嫉妬に溺れた女性の滑稽な一面を描いた短編集のような印象をうけました。失恋後に読むと励まされる本ではありませんが、気軽に恋愛小説を楽しみたい人にオススメ!発行年が古いので時代背景に違和感を感じるかも。

2014/01/15

いさらこ

再読。 大学生の時に初めて読んだ林真理子。 12人の女の子の恋をめぐる短編集。 作品中には、バブルの香り漂う部分もあるけれど、年頃の女の子の気持ちを思い出してみたり。 今も昔も、恋する気持ちに違いはないのかな。

2013/05/15

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