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幸福御礼 (角川文庫 は 4-26)

幸福御礼 (角川文庫 は 4-26)

幸福御礼 (角川文庫 は 4-26)

作家
林真理子
出版社
KADOKAWA
発売日
2001-04-01
ISBN
9784041579336
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幸福御礼 (角川文庫 は 4-26) / 感想・レビュー

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くるちゃん

普通の感覚を持つ妻が選挙に飲み込まれ変わっていく姿は幽霊より怖い。夫の為ではなく姑への対抗心がそうさせた?それにしてもラストは尋常じゃない。酒井順子さんの解説を最後に読み深く納得。これは新ジャンルホラーだ。

2012/12/06

Crystal.B

読了した数分後にテレビで亡き夫の遺志を継いで大統領に当選したコラソン・アキノが夫が読み上げるはずだった就任演説を語る姿を映像で見ました。あそこまでの壮大さは志郎には感じられませんでしたが、図らずも夫に同化していると感じた由香のは彼女に近かったのでは?田舎の選挙は生まれ故郷でかなり見聞きしてきたので「あるある」で姑とのバトルはお約束でホラーなのに面白かったです。結局彼らは4年後にリベンジしたのでしょうか?

2023/12/18

ミカママ

難しい本を読みたくなくて選んだんだけど、正解。テレビドラマの脚本を読むようだった。普通のリーマンだったはずの夫が急遽選挙に出ることになり、それにふりまわされる自立した妻、って感じ。昔、現政治家と噂のあった林さん、ネタ元はそういうところなのかな、なんて想像しながら読むと面白い。

2011/10/05

ろこぽん

幸福御礼というタイトルからは想像できないような、選挙という魔物に取り憑かれた女たちのホラーです。面白かったー。

2018/03/14

マダム ペアン

未知の世界に夢中になることと、のめり込むことの違いはなんなんだろう。夢中は幸せな感じがするけど、のめり込むと良い結果にはつながらない気がする。

2019/08/20

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