東京小説 (角川文庫 は 4-53)
東京小説 (角川文庫 は 4-53) / 感想・レビュー
あつひめ
街の小説シリーズとして選ばれた東京。東京って…あこがれるな。どこに…ということじゃなく…つかみどころのない空気感が自分もその不思議な空気の中で生きる宇宙人みたいにしてくれる。盛田さんだけ初読みでしたが、それぞれの作家からみた東京。青山銀座下高井戸深川新宿。なの知れた街の中にひっそり暮らす人間をそれぞれの作家が産み出す。出会いも別れも色々。オートルマン社が発行した他の街の物語も読んでみたいな。
2013/09/22
としP
東京の各地を舞台にした短編小説。「新宿の果実 新宿」がオススメ!風俗で働く異国の少女マリアに想いを寄せる2人の少年。その純情さとは裏腹に、アウトローの道に進みかけている危うさが、爽やかとは対照的な湿っぽく、重い鉛色のような青春小説に仕上がっている。
2014/11/03
ふうた
林真理子と椎名誠にはひと昔前の時代を感じた。銀座のテント生活、楽しんでいたけどお風呂はどうしていたのだろう。藤野千夜さんの「主婦と交番」が面白かった。平凡な主婦なのにどこか静かにエキセントリック。初めて出会った作家さんなので他の作品も読んでみたいり
2015/11/19
ウメ
旅の時間つぶしに短編集は最適。東京をモチーフにした小説を異国の地で読むのもまた乙なもの。東京で暮らして10年になるがここには色んな表情がありすぎて、どんな町かまだ上手く説明できそうにない。
2017/04/06
なごみ*こはる
☆☆☆
2018/03/24
感想・レビューをもっと見る