葉山海岸通り (角川文庫 緑 589-1)
葉山海岸通り (角川文庫 緑 589-1) / 感想・レビュー
sabosashi
当時は文藝少年でもあったし、綴られている舞台はよく見知っているものでもあったし。 わたしは自称苦学生であり、この短篇集に現れるスキーにも海外旅行にも縁がなかった。 でもべつに羨ましいとは思わなかったのは、映画少年でもあり、映画を通してすべてを観ることができると思い上がっていたせいでもあった。 いま思えば、もちろんもったいないことをしたという気持ちもあるが。 さてこの短篇集の、バブルの時代に相当する近い過去でのきらびやかさには圧倒される。 でもそれもすべて過ぎ去ってしまった。
2016/05/04
ハル
どんな文章を書くんだろう? ただそれだけの興味で手にとりました。一つ上の世代の人は共感できる設定なんだろう。社会に出る前の不安や、人生これからどう歩んでいこうか、などという悩みといったことは、時代が変わっても変わらない感情なんだなぁとおもいました。ただ、結婚がすべてだと、男女ともに思っていた時代があったのは、それだけ日本経済が良かったんだろうな。文章はなんだかふわっとしている。人と人との関係、流れはあるけど。キャラ立ちしてなくて、そこがふわっとしているなぁと感じた。
2017/08/12
廿五里
2014年現在、31歳の既婚男性にはよく分からない。取り敢えず、自分の身になるものが無いかと読了したけど…無し。残念。。あと句読点多すぎじゃない⁇
2014/02/01
丰
Y-20
2004/11/25
感想・レビューをもっと見る