三田綱坂、イタリア大使館 (角川文庫 た 12-13)
三田綱坂、イタリア大使館 (角川文庫 た 12-13) / 感想・レビュー
朱音
偏見を持ってこの人を見ていたのだな、と思った。ただ「オトナのオシャレなレンアイ」の小説なんじゃないか、って。確かに登場人物はスチュワーデスだったりお金持ちの(それも由緒正しい^^;)お嬢様だったりだけど、その本質はやはり、と思わせるところがあるのでは?確かに文中にちりばめられた(笑)小道具の名前なんかブランド物ばっかりだったりするのだけれど、それだけでは皆に受け入れられるわけないのだし。登場人物が意外としっかりしていて、自分を持っている感じ。なかなかよかった。
2002/06/29
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