うつうつひでお日記 DX (角川文庫 あ 9-2)
うつうつひでお日記 DX (角川文庫 あ 9-2) / 感想・レビュー
緋莢
2004年7月から2005年2月までの漫画日記が主です。読んだ本や漫画の一言感想も良いのですが、個人的には K-1やPRIDEの結果について触れた部分に、懐かしいな~。そして、ちょうど終盤頃に『失踪日記』が刊行され、大きな話題になるのですが、最初、コアマガジンに原稿を渡すも刊行されず、イースト・プレスで刊行になったという経緯はへぇ~となりました。刊行しなかったコアマガジンは、やっぱり後悔したんでしょうか?
2020/06/09
袖崎いたる
自由業、更には躁鬱気質でありアル中でありロリコンであるような人間が、日々どのように生活し、感想しているのか。これはなかなか気になることである。それを漫画日記という形で提供してくれているのがこの著者である。著者はこの国の「萌え」認識の発明者だと方々でいわれているのだけれど、当人は「俺は「萌え」などという気持ち悪い言葉は知らん」などと宣っていらっしゃる。しかし著者の女子高生ウォッチングやルーズソックスへの執着の姿勢を取らせるものは、やはり「萌え」なのではないだろうか…などと思ってしまういち読者なのだった。
2015/12/06
ハイランド
単行本で出たときに読んでいたと思うのだが、文庫で再読。よくぞ帰ってきてくれました。ギャグの切れこそ衰えたが、まだまだ絵はかわいいし諧謔精神は凄みが増した。アキバ探検ツアーがツボにはまった。
2014/05/31
オジャオジャ
単行本は読んだので久々に文庫本で再読。相変わらず鬱々しながらもマイペースにとんでもない量のマンガや小説を読んでて僕も吾妻ひでお先生のようにいっぱいマンガや小説読まないとなと思った次第。
2024/04/10
風鈴
淡々と趣味に耽溺する吾妻さんの日常。面白い。細かいコマ割りも、作者のグチも芸がありますね。
2022/06/24
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