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日蓮伝説殺人事件(下) (角川文庫 う 1-33)

日蓮伝説殺人事件(下) (角川文庫 う 1-33)

日蓮伝説殺人事件(下) (角川文庫 う 1-33)

作家
内田康夫
出版社
KADOKAWA
発売日
1995-04-21
ISBN
9784041607336
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日蓮伝説殺人事件(下) (角川文庫 う 1-33) / 感想・レビュー

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rokoroko

年末年始に少しずつ読んだ。山梨県の宝石と日蓮を絡めている。面白いけれどやはり30年前の話で違和感。日蓮の足跡をたどる話も面白い。佐渡も行けばよかったのにね。一番著者が書き飛ばした時期なのかな

2024/01/08

十六夜(いざよい)

「日蓮の生まれ給いしこの御堂」木綿子の恋人塩野が残した謎の伝言。真相を追って浅見光彦は聖人ゆかりの地を訪れるが、重要な手がかりは得られない。ところが、その浅見に怪しげな人物がつきまとい、さらに木綿子の父親も「イトウのお寺には行ったのか」という言葉を遺して、突然の死を遂げた。果して犯人の目的は、消息を絶った塩野の行方は。そして日蓮聖人生誕に隠された秘密とは。名探偵浅見光彦さえも窮地に追いこむ驚愕の真相。長かったけど読み応えがあり、勉強になった。

2019/10/05

森林・米・畑

山梨県、千葉県日蓮聖人に関わる土地での事件。

Kumisuke92

平安仏教は貴族のものだったが、庶民のものになったという鎌倉仏教でさえ、創始者は上流階級の出だったという。下層階級出身の日蓮は、上流階級の仏教に対抗心まるだしで攻撃的な姿勢を貫き、弾圧にあう。そうした日蓮の生涯を追いつつ、下巻は現代のミステリーの方に比重が増してくる。日蓮宗総本山の身延山久遠寺と、日蓮生誕・修行の地である千葉勝浦。ミステリーはその土地をつなぎながらクライマックスを迎える。日蓮が気に入ったという身延山久遠寺に、行ってみたい。

2016/01/01

masa

ラストがすっきり解決したのか、しないのか今ひとつ判然としなかったけど、日蓮と宝石という全く異質なものを絡めた話で面白かった。

2013/12/19

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