暗闇にノーサイド 2 (角川文庫 緑 616-52)
暗闇にノーサイド 2 (角川文庫 緑 616-52) / 感想・レビュー
なつみかん
珍しくジャケ買い(表紙に惹かれて)だったのを覚えている。もう40年近くなるのだなぁ〜、年の暮れまでに矢作&司城コンビの〝海からきたサムライ〟〝ブロードウェイの戦車〟も読み直そう!
2024/11/25
CAN
再読。この日本を代表する冒険小説が今や絶版とは。勿論復讐ものだから、最後の篭城戦がクライマックスに違いない。が読みどころは前半のカンプチア(カンボジア)、プノンペン陥落から主人公の脱出までが極致。映画『キリングフィールド』プランの逃亡を彷彿とさせるが、最後は騎兵隊(傭兵部隊)が駆けつけるカタルシス、冒険小説の王道だ。にしても作者達はル・カレ好きなんだろうな(特に司城氏)。旧ソ連のあの組織を『モスクワセンター』と書く日本人作家を他に知らない(笑)。『二十歳を過ぎた男なら、誰でも戦争に行ったことがあるのもさ』
2013/05/12
なつみかん
勘を頼りに読んで正解
泉 勇一郎
主人公・中国諜報部・大英帝国情報部・ポルポトの残党、そして傭兵部隊。各々の思惑をのせて、舞台ははヨーロッパ フランスへの古城へと! いやはや痛快な「冒険活劇」でした!95点!ゲット!
2006/02/02
感想・レビューをもっと見る