ブロードウェイの戦車 1 (角川文庫 緑 616-53)
ブロードウェイの戦車 1 (角川文庫 緑 616-53) / 感想・レビュー
CAN
再読。面白過ぎる。『楽園のカンヴァス』を読んで、そういえば絵画を巡る冒険小説の傑作があったなあと。物持ちが良くて正解。実際にあった英国王室御用達の人間がソ連のスパイだったという実話に基づいている。彼をスパイに引き入れるのはユーリー。後のアンドロポフ。判んなかったら辞書でwikiでも調べろ馬鹿。作者達がル・カレ好きなんで、よく判るんだ。このスノビズム。ああ、前作『暗闇のノーサイド』はどこいったんだ?再刊されないかなあ?日本の冒険小説としては希有の作品。アメリカ探偵作家クラブ賞にも今更ながら出して欲し作品。
2013/05/03
なつみかん
なんだろう洒落ていて格好良くて最良の冒険小説
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