ポップコーンLOVE (角川文庫 緑 617-5)
ポップコーンLOVE (角川文庫 緑 617-5) / 感想・レビュー
へくとぱすかる
いつものSFではない、著者の別の一面がうかがえる短編集。SFの場合だったら、ドロドロ、グチャグチャの怪生物の描写がいつものパターンだが、さすがにトレンディドラマ的な(本書は1987年発行です)18歳以上対象・恋愛テーマの作品。非常に書きっぷりが垢抜けていて、登場人物もドライそのもの。まぁ、こういう愛の形もアリだったのか、と思わせるが、全然超常的なところがなくても、こういうストーリーは、やはりSF作家でなくては思いつかない種類の発想なんだろうなぁ。「恋しい彼の2DK」が、なぜか一番印象に残った作品。
2020/11/25
1977年から
1987年
丰
Y-20
2007/05/05
洪七公
既読本
1987/04/14
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