リーンの翼〈4〉―バイストン・ウェル物語より (角川文庫―スニーカー文庫)
リーンの翼〈4〉―バイストン・ウェル物語より (角川文庫―スニーカー文庫) / 感想・レビュー
洪七公
既読本
1986/12/07
ツカモトカネユキ
第3巻から続き。迫水隊の単独による奮闘が展開されます。 特攻あがりよろしくの先鞭隊での奮闘が描かれます。そこでも、旧日本軍や当時の国のあり方、世界のあり方が語られます。仲間の犠牲もあり、ここでも新たな動きがあります。現世の欧州中世世界と怪物が跋扈する世界がファンタジー色を強めます。巻末では、この話の象徴ともいえるリーンの翼につながる靴が持ち去られます。靴がなくなったあとの迫水の奮戦は如何ようになるか。次巻に続きます。
2020/11/06
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