KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

征馬孤影 (角川文庫 た 14-5 アルスラーン戦記 5)

征馬孤影 (角川文庫 た 14-5 アルスラーン戦記 5)

征馬孤影 (角川文庫 た 14-5 アルスラーン戦記 5)

作家
田中芳樹
天野喜孝
出版社
KADOKAWA
発売日
1989-03-01
ISBN
9784041665053
amazonで購入する

征馬孤影 (角川文庫 た 14-5 アルスラーン戦記 5) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ふみあき

本書刊行前後に亡くなった手塚治虫について、あとがきで触れていて、「この戦後最大のクリエーターのトータルの業績に何ひとつ公的に報いることのなかった日本という国」はケシカラン云々と憤っている(この直後、時の政府によって叙勲されている)。このころまでの著者はサブカルチャーに何かと色目を使ってたけど、その後、オタクの右傾化が言われ出して、麻生太郎のような人が出てくるに及んで、中国歴史小説や児童文学を書き出したりして、どうもサブカルから距離を取ろうとしてるんじゃないか、と思える時期があったような、なかったような。

2024/07/19

karatte

再読。連勝を重ねているにも拘らず、苦難続きの王太子殿下。お国のために頑張ってきたのに、体のいい追放を父王に言い渡され単騎(&鷹一羽)で陣営を後にするその寂しさよ。2巻にも一行が離れ離れになるシーンがあったけど、あれは計画的な一時離散だったわけで、今回のは数段辛いですなあ……結局いつもの面々が合流してくれるのだけど。あとギーヴの冒険譚が面白かった。

2018/01/08

Tetchy

アンドラゴラス王脱出。そして皮肉な事にアルスラーンがペシャワール城を去ることを強要される。智将ナルサスもこの展開は読めなかった。実はアルスラーンの最大の敵は親父だったの云うのがわかる巻。この親子、水と油の関係が浮き彫りになる。

2009/04/03

扉のこちら側

初読。2015年500冊め。まさかの国王の仕打ちに唖然。まだまだ息がつけない。

2015/04/25

あなほりふくろう

あとがき「アルスラーン戦記という作品は、とても多くの時間と手間を要するのです」おい(憤怒) スタートしてから今年で28年たってますが? 今回は主にパルス勢の方で人物配置が大きく動いた巻。ラストの「もはや征馬は孤影ならず」これからの困難に一条の光が差し込んだようで、次巻への期待に胸膨らませてしまう(悔しい、でもry)。そしてここで聖剣ルクナバードの封印が解け、ザッハークが復活。

2014/05/17

感想・レビューをもっと見る