王都奪還 (角川文庫 た 14-7 アルスラーン戦記 7)
王都奪還 (角川文庫 た 14-7 アルスラーン戦記 7) / 感想・レビュー
扉のこちら側
初読。2015年502冊め。宝剣を手に、ついに玉座へついたアルスラーン。二国王の最後は意外だったが、親子で斬り合いとならなくて良かったかな。新国王と翼将たちの第二部に期待。
2015/04/26
Tetchy
ようやく一部完。アルスラーンならびにその仲間達の本願成就達成。伝説の剣を手にし、王都奪還した解放王なる称号を与えられたアルスラーンの様はさながら『指輪物語』のよう。若輩者アルスラーンが成長するのにやはり今までの6巻もの長さは必要だったのだ。
2009/04/04
みか
ちょっと強引気味に何もかもがアルスラーンに都合良く納まりました。そして第一部完結。ヒルメスの可愛い部分が見え、タハミーネがただの孤独なおばさまであったことを知り、死して尚アンドラゴラスがアルスラーンに対峙するっぽい展開に、なんとも上手く風呂敷を畳んだ感が強いです。この後、続いても続かなくてもなんとなくお腹一杯かも。変な野心さえ持たなければみんなそこそこ幸せになりそうなんですがね。
2015/02/12
詩歌
魔道士グルガーンの名を見るにつけ手芸やDIYの事がよぎるのはどうでもよい。魔道士の存在が保証するのは、ファランギースの神官としての能力なのだ。愛されて育った記憶が、必ずしも性質に影響しない対照的な2人。素性に縛られたり解放されたり、アイデンティティの比重は計画的に。デマヴァント山での誓いの言葉、ギーヴでさえ真面目なのにナルサスが1人板を踏み抜いた感がある。だがそこがいい。第一部、完。
2015/06/17
あなほりふくろう
第1部、完結。(生きてる)役者全てがエクバターナに集まる、まさにクライマックス。出生の秘密を知り、自ら王として立つことを決意したアルスラーン。聖剣ルクナバードを手にするシーンはまさに圧巻でした。ここでパルスの輝かしい未来に思いを馳せつつ第2部をないことにしてしまえば気も楽なんだけど(苦笑) 引き続き、第2部行きます。
2014/05/18
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