仮面兵団 (角川文庫 た 14-8 アルスラーン戦記 8)
仮面兵団 (角川文庫 た 14-8 アルスラーン戦記 8) / 感想・レビュー
扉のこちら側
初読。2015年504冊め。アルスラーン即位から3年、側近たち(ファミリーと呼びたい)も相変わらずでなにより。絡んでくる近隣国も増え、暗躍する例の彼らの姿も。奪われた遺体はどうなるのか。
2015/04/27
karatte
再読。次の『旌旗流転』までは持ってたはずなのに、手許にあるのはここまで。チュルクやミスルの動きが活発化するほか、先王アンドラゴラスの遺体を盗み何やら邪悪な企みを抱く魔道士集団の跋扈など、新たな物語の胎動を感じさせる第2部の幕開けだが、読んでいて強く思うのは、この物語で一番楽しみなのは、アルスラーンの成長でもダリューンの武功でもナルサスの智略でもなく、ギーヴの奔放さなのだということ。もしもギーヴがいなければ、勇壮ではあるが随分と味気ないストーリーになっていたに違いない。
2018/01/20
Tetchy
第2部開幕。やはり物語の中心には仇敵ヒルメスの影あり。とはいえ、王都奪還から3年後の世界が描かれており、全体のトーンとしては平穏。しかし平安の中にも新たなる試練の帯同が垣間見える。ワクワクするなぁ!
2009/04/04
あなほりふくろう
アルスラーンの御代となった第2部のスタートは人物再配置、伏線張りに徹した感じ。不穏な空気を漂わせつつ、本格スタートは次巻からでしょう。
2014/05/26
キラ@道北民
シリーズ第8弾。第1部完結で、ここでおしまいだったら…という想いが強く、続きを手に取るのに間が空いてしまった。アルスラーンが即位して3年経ったところから始まる第2部!アルスラーンの受け答えに、仲間に恵まれ月日を過ごしてきた成長を感じる。それに反し、孤独なギスカールの奮闘は、敵ながら応援してしまう。ヒルメスの苦闘もまだまだ続きそうで、最後が思い出せないので、また加速して読み進めます。
2021/09/12
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