六本木を1ダース (角川文庫 お 13-8)
六本木を1ダース (角川文庫 お 13-8) / 感想・レビュー
Kaz
ハードボイルドな恋愛小説。石田衣良と対極にありそうですごく似通った作品集。二人がまさか共通していたとは!新発見です。
2013/08/30
水素
6つの短編小説が収録されています。大沢さんはハードボイルドなイメージがすごく強いですがこの本はそこまでじゃなかった(やはり登場する男の人は渋いですが)一番スカッとしたのは「マッスル・パーティ」ですね~。終わり方も見えているのですがスッキリした終わりです。なんとも言えない、考えてしまうような話は「六本木・うどん」でした。男の子の気持ち、すごくわかりました。どうして真の悪は裁かれないのだろう、と思った。
2014/02/07
nonpono
思わずかっこいいと、つぶやきたくなる短編集。作者が縁がある六本木を舞台に、男と女が踊る。酒の描写もかっこいい。「BLACK VELVET」という「口当たりはやわらかく、それでいて強烈に酔わす」は、飲んでみたい。そして、読んでいると、薄暗いバーのカウンターが恋しくなる。夜に晩酌のアテに合う一冊。
2023/04/14
ミコ
大沢在昌さんを最初から読んでみようと思った。しかしタイトルから薄々気付いてはいたが、あまりに昭和すぎた。当時は洒落てたんだと思う。
2022/02/22
とりじまカラス
大人だから持つ弱さとその美しさ、格好良さを描いた短編でした。バブルの頃からチャラチャラした男がいたという事実に、ゆとり世代としては僅かながら衝撃を受けました。
2013/08/09
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