POST CARD (角川文庫 き 9-10)
POST CARD (角川文庫 き 9-10) / 感想・レビュー
ちはや@灯れ松明の火
色もない、音もない、人の気配すらない、モノクロームの静けさ。吸い込んだ文字が胸の底で澱み、吐き出そうとする文章が喉の奥で絡まる。ことばの要らない世界へ行きたいと思った。白から黒へとかさなり深まっていく影、黒から白へとほどけてにじんでいく光、あなたが好きだと感じた景色とわたしが夢に見た情景がふれあう。ことばを添え、色彩を与えれば、世界はたったひとつの明快な意思を持ち、あなた以外のものではなくなってしまう。だから、色は要らない、音も要らない。無彩色の中におどる色、静寂の中にはねる音、ことばよりも伝わるから。
2013/12/07
読み人知らず
BOOKOFFで100円なら即買いかも。時代を超えて使用できるPOSTCARDは眺めてるだけでも楽しい。誰かに手紙を出したくなる。
2012/04/09
スカイラ・プリメラ
高校生の時、仲のよかった異性の友達からもらった。読むというより、観る。1枚1枚が絵はがきとして使えるのだが、なんとなくもったいなくて1枚も使わなかったなぁ。多感な時期に手元にあった、いろんな意味で思い出に残っている1冊。
のりじゃん
覚え書き。今のご時世、モノクロっていうのが、新鮮。発売当初は、まだ、インターネットなんて主流じゃなかったから、よく、このポストカードで季節の挨拶や簡単なお礼を出していた。二冊は、いろんな人に出しましたよ。今、手元にないから、また、欲しいな
いっちゃん
学生のころこれでたくさんハガキをだしたなぁ
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