Balance (角川文庫 き 9-11)
Balance (角川文庫 き 9-11) / 感想・レビュー
匠
歳を重ねた人の詩は、自然を詠んでも人生観や死生観が重ねられていたりするけれど、恋や愛への憧れや苦悩を綴っている詩というのは世代や時代など関係なく、なかなか色褪せないものなのだなぁと思う。どんな恋も誰の恋も、そこにある不安やちょっとした喜びや熱い感情は変わらないし、変われない。この本の中では詩のほか、情けない少年の気持ちが鮮明で純朴な散文なども、なんだかとても愛しく感じた。
2014/04/19
KI
一緒に前を向いて歩きたい。ちらちらと見える、君の横顔に見惚れながら。
2020/03/30
ほたて
思春期から高校生くらいにかけて読んだ本は、一字一句とまではいかないけれど、わりと覚えている。(気に入ったら、飽きずにそればっかり読んでいる方だった)過去への扉を開けるシリーズ。銀色さんの詩も、ハマる時期というものがあるらしく、本読み女子なら一度は手にとったことがあるのでは?と思います。詩というよりは、手帳に書きとめたメモのようで技巧も暗喩も使わないから、誰の心にも響いてくるのかも。心の片隅に残っていて、どうしてももう一度読んでみたいと思った詩のタイトルは「いつもいつも次に来る季節が好きだ」
2013/02/20
(*>∀<)ノ))★
世の中の出来事はバランスとタイミングから成り立っている。なるほどなぁ(。-∀-。)
2016/04/13
トト
なんとも言えない…。文章が自分と重なるとこがあって、そのぶんだけ考えたりした。
2016/03/24
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