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つれづれノート (角川文庫 き 9-13)

つれづれノート (角川文庫 き 9-13)

つれづれノート (角川文庫 き 9-13)

作家
銀色夏生
出版社
KADOKAWA
発売日
1991-06-01
ISBN
9784041673133
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つれづれノート (角川文庫 き 9-13) / 感想・レビュー

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saga

著者の天賦の才は正直うらやましい。読メの短い感想でさえ考え考え書き、夢を覚えていることの少ない自分と比べると、誌や本書にあるような日記がペン先を通じて自動書記のように綴れることや、夢を鮮明に憶えていられることがすごいと思う。しかし、日記の文体は著者が占い師に言われた「小学生のまま」だ。生活のスタイルも明治の高等遊民のようで、天才とはこうまで庶民と隔たるものなのか、と少し拗ねてしまう。たぶんフォローすることはない作者になるだろう。

2017/04/11

団塊シニア

好きな人に好かれることと好きな人に好かれないことの違いについて独特の感性で表現してる言葉に惹かれる、今回の初期の作品に限らず一冊のなかにキラリと光る言葉を見つけるのが楽しみである。

2017/11/16

りす子

作品は所々飛ばした。あくまで淡々とした日常が好き。読みたい。心地よい。本を読む時、何も考えずつらつら読む時もあれば、今みたいに何か感じた所に付箋を貼りながら読む時もある。後々読み返したとき面白いかなーと思って。どんな読み方もありで、その時その時で変わるものだと思う。「人のことで、気持ちを揺さぶられてもしょうがない。…」というような文章にすごく共感した。ちょうど最近そんなことを考えていたから。だからそこには、ピンク色の付箋を貼ってみた。

2013/11/10

つれづれなるままに綴られた日記風エッセイ。日記だから余計に、他人の生活を覗いたような気になって昔は読んでいたものだけれど、ブログやTwitterなどが当たり前に見れる今は、どうってことないなぁと思ってしまう。そこが少し悲しい。

2013/03/20

刹那

銀色夏生初読み。あまり面白くなかったけど、もしかしたら、どんどん面白くなれかもなので、次回もよみます。

2012/11/01

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