流星の人 (角川文庫 き 9-24)
流星の人 (角川文庫 き 9-24) / 感想・レビュー
新地学@児童書病発動中
銀色さんの詩集の中では、これが一番好きだ。「流星の人」に向けたラブレターのような詩の言葉。特定の人ではなく、どんな人の中にも住んでいる「流星の人」。その輝きを詩のような、散文詩のような言葉で描いていく。胸が痛くなるような切ない憧れと、生きることを肯定するような力強い言葉に心が震え、励まされた。他の銀色さんの詩集と同じように、添えられた写真も透明で美しい。何気ない風景なのだが、よく見るとはっとする美しさを感じた。この詩集を読んで、自分の心の奥が動き出すのを感じた。詩の力、言葉の力で心が変えられたのだろう。
2017/05/14
おくちゃん🍎柳緑花紅
【ともすれば見失いがちな毎日のあちこちにある明日への扉 私の心に残ったことは 私が心に残したことは 】感じる力、言葉の力、詩の力、写真の力、意志の力、そして心の奥にふつふつと沸き上がってくるもの、しんしんと奥深くにすすむものを感じながらそっと読了。
2017/10/28
masa@レビューお休み中
流星の人は、此処にいる。彼処にもいる。日常の中に確実に潜んでいて、注意してみると見つけることができる。街中で、旅先で、夕暮れ時に、雪の舞う日に…。まるで追いかけっこをしているかのように、突然現れてはあっという間に消えていく。求めれば出会えるものではなく、探して出会えるものでもない。かといって、特別な珍しいものでもない。会えば笑顔になれる。見つければやさしい気持ちになる。いつも側にいなくても、此処にいると思うだけで、満たされてしあわせな気持ちになる。流星の人に、僕もすでに出会っている気がするな。
2017/11/14
ann
あとがきの後の、最後の5ぺージが好きだと思った。
2015/10/10
にゃんこ
【図書館】 以前読んだ2冊とは、赴きが変わってるかな~と思います。 写真眺めてるだけでも、癒されます(*^o^*)
2014/09/17
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