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泡とそよ風 (角川文庫 き 9-26)

泡とそよ風 (角川文庫 き 9-26)

泡とそよ風 (角川文庫 き 9-26)

作家
銀色夏生
出版社
KADOKAWA
発売日
1995-01-01
ISBN
9784041673263
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泡とそよ風 (角川文庫 き 9-26) / 感想・レビュー

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新田新一

私は銀色さんの詩集が好きでほとんど読んだと思っていたのですが、これは見落としていました。銀色さんによる繊細できれいなイラストが散りばめられているので、ファンとしては嬉しくなります。基本的に明るい詩は少なくて、切なくて悲しいものが多いのですが、どういうわけか読み終えると、胸の中のもやもやが晴れていく心地になります。今度読んでネガティブな感情も、大切な自分の心の一部であり、銀色さんの詩のおかげで、それと向き合うことができると感じました。

2023/11/05

ろっか

「夢で君を見たので 恋をしてしまった 夢で見た恋は じきに忘れ去られてしまう」淡く細い線で描かれた挿絵。色鉛筆のような優しい配色。小さな頃を思い出す風景。何かが終わって儚く消えてしまう。もう戻らないのに美しく残る。紡がれた詩が優しかった。「出会いをよびよせる磁石は 胸の中にあって 雨のような小さなものがぶつかっても すぐ動くようにできている」

2020/12/29

(*>∀<)ノ))★

優しいタッチの絵。今回はあまり好きな詩はなかったなぁ。

2016/03/06

mayuri(Toli)

この本を読むと、この本は決断についての詩集だなあというような考えが浮かんだ。人生は出会いと別れや、何かを決めてなにかと別れることの連続で、それの積み重ねでできている。優しいイラストがとての好き。

2020/08/21

のんの

失恋したときに読むともっと心にしみる本だろうなと感じた本。「きせつかん」と43、54、61、68、110ページの詩が好き。

2019/12/07

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