カイルの森 (角川文庫 き 9-131)
カイルの森 (角川文庫 き 9-131) / 感想・レビュー
Aya
何年ぶりかの銀色夏生さん。色彩ある森と詩と歌、この世ではない世界感に浄化されました。
2016/03/23
(*>∀<)ノ))★
妖精やら、魔術師やら…児童書みたいな感じでした(。-∀-。)
2016/04/25
酢橘
水色と灰色と若草色が混ざったような気配を持つ美しい星「第七星」。悪意が生まれると人々は悪意を言葉にしてダストシューターへ捨てる。シューターの行き着くところである、森の奥の廃棄所に近づくものはいない。悪意が集まって恐ろしい魔物が生まれた、という噂があるからだ。少年カイルは園芸家として働きながら、魔術師や妖精たちと平和な日々を送っていた。だがある日、森の奥から魔物が現れる。
2013/12/23
junkty@灯れ松明の火
初銀色作品。物語だと思って読み始めたら、詩でした。普段、詩集とか手に取る事が殆ど無い自分にとっては『物語+詩』の流れが自然でとても心地良く、人によって感じ方は当然違うと思うけど、ちっちゃくて綺麗なガラス細工を見てる様な印象を受けました。脆くて壊れやすそうな所も含めて。心が荒んだ時にはもう一度読み直そうと思います。
2010/10/07
roomy
銀色さんの物語を読むのは初めてかも。とても美しい世界の優しい物語。『カイル、憎しみをとかすものは、愛しかないんだよ。』魔物に飲み込まれた父母にかわり森を守るために戦う少年カイルは美しい。
2012/08/28
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