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海覇王 下 (角川文庫 あ 10-19)

海覇王 下 (角川文庫 あ 10-19)

海覇王 下 (角川文庫 あ 10-19)

作家
荒俣宏
出版社
KADOKAWA
発売日
1993-11-01
ISBN
9784041690215
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海覇王 下 (角川文庫 あ 10-19) / 感想・レビュー

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OKKO (o▽n)v  終活中

あくまでアラマタ流だが面白かった! ずいぶん長くかかっちゃったけど! ◆明末南シナ海を制した鄭成功、父芝龍と決別した後の後半生。しかしこれで本当に「制した」といえるのか? これは小説だ。特に下巻で身近な人々を次々に失い狂う成功の孤独はやるせなく膿む。だが台湾で明鄭時代とまでいわれる一時代を作った男の最期はこんなものか? ◆明日混血の成功の行動原理は主として日本式儒教に天主教の信仰が載ったものであるようだが、やはり春秋戦国時代以来中国で覇を夢見た人々と同様の感覚が前景化しているように読めた ◆女たちが面白い

2018/12/15

小林ミノリ

父親の祖国である明と清の戦に巻き込まれるテイセイコウ、清との戦に破れるも台湾からオランダ軍を排除することに成功し独立の礎を築くのでありました、近松の人形浄瑠璃、国性爺合戦の元ネタとなった史実を基にした歴史小説。

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