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ドールズ (角川文庫 た 17-1)

ドールズ (角川文庫 た 17-1)

ドールズ (角川文庫 た 17-1)

作家
高橋克彦
出版社
KADOKAWA
発売日
1997-08-26
ISBN
9784041704066
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ドールズ (角川文庫 た 17-1) / 感想・レビュー

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mocha

子ども&人形は怪談の中でもテッパンの組合せ。怖いの覚悟で読んだけど、怖さよりも謎に引っ張られて面白く読んだ。小さな女の子の体の変調と不可解な行動。古本屋を営む伯父と人形師であるその恋人が謎を調査する…。ラストに驚いたけど、まだまだ続きがあるらしく先が気になる。人形の文化史も興味深い。しかし、皆さんタバコの吸いすぎです。

2020/08/07

積読亭くま吉(●´(エ)`●)

★★★★もうね…★とか付ける事さえオコガマシイ(・・;)私が高橋克彦を語るなんてヒェー:;((°ө°));:。とは言え、レビューは真面目に、めちゃくちゃ久しぶりの「高橋御大」もはや私にとっては、御大でございます(島田荘司の次くらいに御大ですょ)ホラー系にございまする、読んでるだけで江戸文化に詳しくなれるのは、もちろんですが、本作は………(/Д`;すまねぇ、これ以上は言えねぇ、言う訳にいかねぇ!200ページを過ぎた頃、やっとこさ待ってました♪の掛け声を(笑)コレぞエンターテインメント!面白かった、次も読む♪

2015/08/06

セウテス

ドールズシリーズ第1弾。ある雪の夜、7歳の少女怜は急に家から飛び出し、ひき逃げに遭う。幸いにして怪我は足の骨折と打撲で済んだのだが、念のために行った検査で不思議な結果が顕れる。高血圧や血管の老化、それはまるで老人の体の様であった。疑問に感じた怜の叔父恒一郎は、主治医と相談して隠しカメラを置く事にした。そこには、怜が煙草をくわえ旨そうに吸う、異様な姿が映っていた。少女に何が起こっているのか、正体が判らないものの恐怖が直に感じるられる。ホラー的な結末かと思ったが、意外な落とし処に「あっ、忘れていた」となった。

2017/03/15

文庫フリーク@灯れ松明の火

『月下天使』読了で、懐かしいシリーズ1作目再読。困った、感想書くとネタバレになってしまう(汗)作品中で取り上げられた熊本出身・松本喜三郎の《生き人形》画像検索してみました。センセーの作品もさぞかし凄まじくリアルだったのだろうなあ。怜が仕掛け解いた《蟹》もありました。古書店主・月岡真司、戸崎&松室医師、人形師・香雪の手探り探索で、センセーの記憶がだんだん甦る過程が好きです。魅力的な表紙は智内兄助さん『西風来迎』

2011/09/30

あおさわ

期待してたより面白かった!7歳の女の子がひき逃げ事故にあった後様子がおかしくなり…おじさんになってしまうとは。このおっちゃんが恐怖感をあおる存在だったはずなのに徐々にいい味出してきて好きです。シリーズものになったようなので是非続刊を。7歳の江戸っ子人形師、誕生。

2011/05/11

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