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火城 (角川文庫 た 17-4)

火城 (角川文庫 た 17-4)

火城 (角川文庫 た 17-4)

作家
高橋克彦
森 英二郎
出版社
KADOKAWA
発売日
2001-11-22
ISBN
9784041704103
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火城 (角川文庫 た 17-4) / 感想・レビュー

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choike-voike

初読はもう忘れるくらい前の再読。NHKの「龍馬伝」を見ているので、時代が重なっていて非常に興味深かったし、これが「火怨」など歴史物傑作を生んだ、高橋克彦最初の歴史小説と知って、感慨深かった。目の前ではなく、その先の未来のために生きる藩があったことに胸が熱くなり、日本と日本人を誇らしく思える一冊だった。佐賀を訪れてみたいと思った。また、長崎から海を眺めてみたいとも。

2010/05/13

黒猿

4.3 幕末にどこよりも科学技術が進んでいた佐賀藩の男の話。 主人公ももちろんだけど当時の日本であそこまで科学技術を理解した藩主(鍋島??)がいたのが驚いた。

2019/07/01

佐野常民の前半生を描いた小説。会話が中心。後半生も描いて欲しかった。

2018/12/14

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幕末に開国を迫られ抜き差しならなくなった時,主人公の栄寿が,攘夷の為の大砲ではなく,その先で役だつ蒸気船,蒸気(機関)車に力を注ぐよう閑叟公に迫る場面は感動しました.熱い心を持った技術者とその良き理解者(上司)のやり取りには鳥肌が立ってしまいました."お前も燃え盛る火のひとつだ" なんて言われてみたい...自分も技術者と言われる職に就いていますが,栄寿や儀右衛門らのような熱い心を忘れてはいけないと痛感しました.

2013/06/12

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