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春信殺人事件 (角川文庫 た 17-6)

春信殺人事件 (角川文庫 た 17-6)

春信殺人事件 (角川文庫 た 17-6)

作家
高橋克彦
出版社
KADOKAWA
発売日
2002-05-01
ISBN
9784041704189
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春信殺人事件 (角川文庫 た 17-6) / 感想・レビュー

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しーふぉ

浮世絵の薀蓄を自然と覚えることが出来るのが嬉しい。

2014/02/11

icchiy

これも面白かったです。かなりハードボイルド的で春信を巡る殺人事件を追って物語を進んでいくのは少し性急で登場人物もたくさん。浮世絵に関する知識も同時に得ることもできます。おススメ。

2019/11/04

ryohey_novels

鈴木春信の作品を巡る殺人事件の謎を美術品の探し屋である耿介が解いていく作品。作者の代表作の浮世絵三部作の続編として、津田(名前のみ)や塔馬の登場は非常にエモい。春信と司馬江漢という一般知名度の低い2人の歴史や特徴を知れるのは非常に良かった。事件自体は脱税や複雑な売手買手の利害といった俗世的でかつ込み入っており読む上での難点だが、舞台をNYまで広げ、絵探しから殺人事件まで広がる謎を解決していく展開は面白かった。江漢キリシタン説なる、高橋氏お得意の突飛でかつ興味深い学説も終盤に登場しファンも満足の仕掛け満載。

2023/01/25

今日は決算前

○ 高橋克彦の浮世絵3部作に続く、浮世絵ミステリー。今回は三大美人絵師の一人である鈴木春信の浮世絵を題材に、企業の闇と人々の欲にまみれた謎を浮世絵の捜し屋と3部作で御馴染み塔馬が紐解いていく物語。3部作は浮世絵師の謎解きの進捗と共に事件が解決されるストーリーであったが、今回は春信の絵である必要もなく何かの贋作であっても良かったのではと思わせるストーリーであることは少し残念であった。ただ、かの司馬江漢が2代目春信?と言う研究が絡んで来る事等正に高橋浮世絵ミステリーであった。【図書館本】

2022/03/25

akika

浮世絵に明るくなく、春信のこともよく知らなかったけれど、楽しく読めた。 背景や基礎知識があればもっと楽しめたとは思う。 けれど、氏の作品は読ませる力がある。

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