KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ドールズ 闇から招く声 (角川文庫)

ドールズ 闇から招く声 (角川文庫)

ドールズ 闇から招く声 (角川文庫)

作家
高橋克彦
角川書店装丁室
出版社
KADOKAWA
発売日
2004-02-22
ISBN
9784041704240
amazonで購入する Kindle版を購入する

ドールズ 闇から招く声 (角川文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

mocha

のっけからとんでもなくスプラッタ!想像力の目盛りを最小にして読む。サイコな猟奇殺人の犯人は早い段階で察しがつくけれど、その背景が怖い。もしかして世の凶悪犯は前世でも極悪非道だったのか…?目吉センセーの今後も心配だけと、宿主の怜ちゃんが不憫だ。

2020/08/24

文庫フリーク@灯れ松明の火

シリーズ通して魅力的な智内兄助さんの表紙。なのにプロローグから陰惨でグロテスクな殺人現場。現代に甦った江戸の天才人形師・目吉。姪となる怜の意識に棲む目吉と、化け物屋敷で本物のバラバラ死体に出くわす恒一郎。さらに目吉の指摘で会場の簡易トイレに捨てられた手を発見。輪廻転生・甦るのは日本人だけとは限らない。嗅ぎまわるな‐警告は車のボンネットに置かれた犬の生首入り紙袋。サイコパス・連続猟奇殺人犯の正体は・・駆け足でシリーズ3作再読。怜ちゃんのタバコと酒はマズいよなぁ、と思いつつ久々の目吉センセー楽しみました。

2011/09/30

つーこ

ドールズシリーズの長編版。3作目ともなると、1作目のジメッと暗いイメージから徐々に脱却し、立派なエンターテイメントになってます。目吉とその周囲の結束力も高まり、犯人像も二転三転。一気に読みました。が、目吉センセーというサンプルがすぐそばにいるのに、なぜ誰も犯人にピンとこない?とちょっと焦れました。それにしても、この本の読んだ登録数やレビューの少なさに驚いた。もっと多くてもいいのに。古さゆえ??

2019/06/28

はつばあば

目吉さんの突然の出現。文庫になるのがなかなかで、怜の存在すら忘れられる猟奇殺人。「怜と霊」が目吉を呼んだかのように新たな霊が呼ばれた。転生・・死後の世界は本当に存在するのか。魂の不滅・・。死んでみなければわからない世界だけれど興味は尽きない。4冊読了・・続きが気になる

2015/08/17

としえ

ドールズシリーズ第三弾。お化け屋敷に入った恒一郎と目吉センセー。センセーが稚拙な展示物の中に妙に出来の良いものが混ざっていることに気付いたことから事件に巻き込まれていく―。血なまぐさい描写が多かった今作だったが、目吉センセーが頼もしく見える一方、見た目は九歳の少女なのでいざという時には頼りなく、そのアンバランスさが面白くてサクサク読めた。一作目から二年経ち、怜が成長していくことで苦悩するセンセーが切ない。真司もセンセーを徐々に受け入れてきているようだし、ずっとこのままというわけにはいかないのだろうか…。

2016/03/20

感想・レビューをもっと見る