東京怪奇地図 (角川ホラー文庫 13-5)
東京怪奇地図 (角川ホラー文庫 13-5) / 感想・レビュー
Spok
情念のこもった怪しい話。人形忌と偏奇館幻影が良かった。
2019/03/15
冬桐
こちらも図書館本。 さらりと読める反面、文豪と怪奇、奇譚の融合が面白いのと、東京という土地柄が色濃く出ていた一冊。 特に乱歩作品を題材にした「無闇坂」はほんとうにあり得そうな話とそうではない虚実ない混ぜ感が好き。 それとともに永井荷風を題材にした「偏奇館幻影」は女性の悲しさ、愛しい人と最後を迎えたいという思いと自分の結晶が燃やされた作家の悲しさが混じっていてとても好きな雰囲気の作品。 永井荷風はまだ未読の文豪なのでこれを機会に読んでみようと思ったり、これを片手にゆっくりと東京を回るのもありだなと思ったり。
2022/04/24
crow
★★★☆
2017/04/01
ハザマ
幻想的な趣きのある短篇集。芥川龍之介の戻れなくなる言葉の話が何かしらぐっときた。
2013/10/04
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