昨日と違う今日を生きる (角川文庫 緑 716-1)
昨日と違う今日を生きる (角川文庫 緑 716-1) / 感想・レビュー
あこ
今から30年前に女性ジャーナリストが癌の再発と向き合いながら、自分の生きる道を選択しニューヨークで生活をしていくエッセイ。癌を中心に考えた生活ではなく、自身の生活を中心に考えた中で癌治療とどう付き合っていくかということを大切にされていたと思う。今でこそセカンド・オピニオンという言葉をよく聞くようになったが、当時にご自分で調べて、選択肢を複数持つことの大切さを語っているところも流石。日本の病院について指摘しているが、米国との違いなど、ご指摘の部分が今もそうだよな…と思い考えさせられた。
2016/09/04
かずかず
冊数重ねるうちに千葉敦子のファンになっていく。ガンが脳に転移するまで書く、と最初の乳がんが見つかったときに書いたことを、その予言が現実のものになっても貫いたのがわかる。天晴れだ。この本の巻末の澤地久枝の講演も読ませる。このあと二冊ー死への準備日記、よく死ぬことはよく生きることだ、を大事によみたい。
2012/09/09
Sana
千葉さんのカッコいい生き方を読んでいると、勇気と元気が出てきます。へろへろへろりんな自分も、頑張れる気がします。千葉さんカッコいい。
2014/08/21
metaller
本の整理をしていて、出てきたので再読しました。 読むと生きる力をもらえる感じ。 あと、ちゃんと生きているか?と怒られている感じ。 もっとしっかり生きなければ、、と思いました。 再読了したのが、2013年7月9日だったのですが、 最後に千葉さんの紹介で亡くなられたのが7月9日 だったので、少し驚きました。
2013/07/09
みき
まさに太く短く生きた人。人生に対する気迫が伝わってきます。他の著書も読んでみます。
2013/06/14
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