無印結婚物語 (角川文庫)
無印結婚物語 (角川文庫) / 感想・レビュー
ほのぼの
無印シリーズ結婚版。「夫婦」を描いた12編の短編集。ひと世代前の作品だけど、現代にも通じる夫婦の日常ドタバタ劇。かなり笑えた。群ようこさんは確か独身だったはずでは…?どこでこんな面白いネタを見つけたんだろう。創作にしてはリアル過ぎる。独身の人から見れば夫婦って滑稽なんだろうな~。次は『無印不倫物語』を読んでみたい。
2024/07/16
ちゃさち
マザコン夫、味気のない夫、維持費のかかる美人妻などユーモアに溢れていてよかったです。
2017/03/30
Eriko M
結婚にもいろいろあるなぁっていう短編集。旦那さんが優しすぎたり、細かかったり、姑さんが大変だったり、旦那さんの友人がめんどくさかったり。 それでも、結論としてはどれもなんだかんだ幸せそうでよかった。 ★★★★☆
2018/01/17
瑪瑙(サードニックス)
十何年も前に読んだものを再読。今読んでみても、誇張はあるにしても、「こういう人いるいる!」と思わずニンマリしてしまう。この本を読むと結婚って夢も希望もないみたいに思えてくるかもしれないけれども、あとがきに群さんが書かれてあるように「結婚したい人は結婚し、別れたい人は別れ、結婚したくない人はしなければよろしい。結婚しなければ人間として一人前じゃないなどといいう人はぶっとばしたいが、結婚してしあわせになりたいと思っている人は、それはそれでいいのである」という言葉に全て集約されてあると思う。
2012/04/21
merry
出版されたのは1990年。今読んでも全く古くなっていないのにびっくり。結婚は人と人のつながりなんだな。
2014/03/09
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