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午前零時の玄米パン (角川文庫 む 5-15)

午前零時の玄米パン (角川文庫 む 5-15)

午前零時の玄米パン (角川文庫 む 5-15)

作家
群ようこ
柳生まち子
出版社
KADOKAWA
発売日
2003-04-25
ISBN
9784041717165
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午前零時の玄米パン (角川文庫 む 5-15) / 感想・レビュー

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ゆのん

ずっと読みたかった大好きな群さんのデビュー作。子供の頃や大学生の頃、出版社に居た頃の話など、群さんの本を沢山読んできたので『あ〜、あの話だ。』『あの頃の事かぁ』などと群作品の同窓会のような感じで読了。破茶滅茶な両親の元に破茶滅茶な娘が生まれ、破茶滅茶な人生。太くて短い、目が細いと色々自分の事を書いているが私は群さんのような生活は少し羨ましいのである。

2018/06/25

リッツ

再読。前回は数十年前ではないでしょうか?無印シリーズが好きでデビュー作も買ったのだと記憶。背景には時代を感じますが、この観察眼が物語を生み出したんですね~。自分の事も他人のこともズバズバ言いたい放題。ふんふんと読んでいましたが終わり近くの白百合出身の同僚のところでついに「プハッ!」と。(初めて無印OL物語を電車の中で読み笑いのツボにハマって苦しかったのを思いだした)このタイトルをつけるには相当悩まれたそうですが、装丁のかわいさと共に救わ…いえバランスのとれた良い感じの本に仕上がってると思います。

2020/05/13

みなみ

群ようこさんのデビュー作のエッセイ。少しお洒落なタイトルとは裏腹に、色んなものに毒づきながら日々の暮らしを描いていて、読んでいてスカッとする部分もあった。恋愛小説にリアルさを求め、結婚に夢を持っていない著者は、精神的にとても強い人なんだろう。母親との関係も何だかぎすぎすしていて、今の友達みたいな親子関係の人達のことを苦々しく思っていそう。

2024/02/25

myunclek

これが、群ようこのデビュー作だってさ。椎名誠率いる探検隊が最も輝いていた時代の勢いが色濃く感じられる。ま、彼女が幼かった頃の武勇伝も相当なものだけど。兎に角、笑わせてもらいました。

2018/07/21

keco

群さんのデビュー作で前から興味があり、古本屋で108円でゲット。内容からするにけっこう上の世代の方なのだと判明。出てくる芸能人などの名前はひとつもわからなかったり、かなり強烈な女ガキ大将っぷりも時代の違いとは言え、それまた楽しい。この頃からかもめ食堂に至るまでの間に群さんにもいろんなことがあったんだろうなぁと思った。人間、年を取ったらやっぱり丸くなりたいものですな。

2015/04/04

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