リバイアサン1999 (角川文庫 か 16-12)
リバイアサン1999 (角川文庫 か 16-12) / 感想・レビュー
ワッピー
今となっては懐かしい人類滅亡の年1999年。各地で異常気象が起こり、動物の大移動、ついには大震災が発生。生き物としての分を超えた人間への報復なのか?カタストロフィの後に地球を支配しようとする悪の財団とそれに立ち向かう研究所の戦いを関東テレビのディレクターにして雑賀衆の末裔、雑賀愛の目を通して描きます。特定の宗教色はあるものの、自宅を襲った武装集団に立ち向かう愛の活躍をはじめ、アクション、スペクタクル満載。武術においても、取材センスにおいても出来すぎの愛ですが、一気に読ませてしまう勢いのある小説です。
2016/08/21
使用上の注意
前半~中盤はスペクタクル溢れる展開に引き込まれ、それからどーなる?と興味が掻きたてられる。が、後半からどんどん倫理的な色が濃くなっていき、最後は「清く正しく行きましょう」(個人的意訳)という大団円。こんだけストレートに言われると、拒絶反応を起こしてしまう。
2014/09/18
カンパネルラ
景山が宗教に走ったバックボーン的な部分を垣間見た気がする
2005/12/19
sapony
久しぶりにSFっぽい本を読んだ気がする。http://book.akahoshitakuya.com/b/4838700199を読んでからだとちょっとクスリ
2010/07/21
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