旅の短篇集 秋冬 (角川文庫 は 9-11)
旅の短篇集 秋冬 (角川文庫 は 9-11) / 感想・レビュー
せきちゃん
世界各地の都市や町を訪れる架空の旅物語で、春夏編に続く第2弾。今回欲しいと思った品々は、「旅人の木の実(マダガスカル)」「サンタクロースの箱(ブタペスト)」「ラッキースター(リスボン)」など。エピローグの一節が心に残りました。「一冊の本を読み終えることは、一つの旅の終わりを意味しています。同時に、新たな旅の始まりをも意味しています。できるだけ遠く、遥かな場所へ。そしてその旅先で、貴方にしか体験できない不思議を味わってきて下さい。」本を開ければどんな場所にも行ける。旅のお供におすすめの本です。
2016/09/21
里理
旅先で出会う人や物は何かしら特別に見える。多分、自分自身もいつもの自分ではない。特別な気持ちでいられる旅はそれだけでもう特別な何かがあると思う。。ぶらっと一人で出掛けたくなるような本。願わくば不思議な体験も。
2012/07/03
あさみ
たまに少しずつ読んでいてベッドサイドにずっと置いてあったな。
2016/08/21
ちいくま
お気に入り様の感想を見て予約。実在の地名から浮かぶイメージから少しずつズレていって、見開き2ページの最後にはなんか別の世界に行きついてる!な妙。ゆったりとした浮遊感を楽しみました。最後を読んで納得のジェット・ストリーム…
2015/12/01
わっぱっぱ
ささやかなトリップを、楽しみました。短い中にも味のある掌編がたくさん。一息に読んでしまいましたが、本来は深夜のラジオ放送のために書き下ろしたものだとのことで、なるほど、ひとつづつ味わって余韻を楽しむのがベストなのだろうと思います。 装丁も、詩集のようなつくりになっていて、素敵だと思いました。
2015/11/25
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