美味しんぼ探偵局: だれがラーメンを殺したか (角川文庫 か 22-2)
美味しんぼ探偵局: だれがラーメンを殺したか (角川文庫 か 22-2) / 感想・レビュー
たかしくん。
初版当初(88年)以来の再読です。最近のラーメンブームが到来する以前で、かつチェーン店が幅を利かせた時代で、輸入物/ブロイラー/農薬まみれ、といった食材に対する警告として、人気を博した「美味しんぼ」のお話版。ブームを通して個性的なラーメン店が揃い、「無化調」なんて言葉が普通に通る今となっては、隔世の感はあります。しかし振り返ってみれば、ここ最近の「食品偽装」、何もかもが手放しで向上したと言い切るには程遠いかもですね!
2016/07/18
カープ坊や
醬油・味噌・鶏に豚等 数々の本物を紹介してくれた 漫画「美味しんぼ」 新聞社が警察、探偵に舞台をかえての物語。 くだらない展開なれど 奥の深いとても面白い作品でした。
2015/04/15
akiu
美味しんぼ原作者による小説。「美味しんぼだなぁ」としか言いようの無い話の展開で面白かったです。また、調子良く歯に衣着せぬ文章にもくらくらきました。「小食の人間は何か陰謀を企んでいる奴だから気をつけろって昔から言うじゃないか」「嫌いな物があるってことは、その人間の精神が、どこか歪んでいることの証拠だよ」名言だなぁ。
2012/05/29
ふみえ
ラーメンばっかり出てくるのかと思っていたら、他にも美味しいものがいっぱいでした。何ともバカバカしいお話で笑えるけど、食に対する警笛は奥深い。幼少時、夜中に響いていたチャルメラを思い出しました。
2013/06/09
マスオ
漫画「美味しんぼ」の初期の頃のイメージを探偵に移したようなもの。楽に楽しんで読めるが、大切なことがある。
2011/02/22
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