お年頃: 乙女の開花前線 (角川文庫 さ 15-1)
お年頃: 乙女の開花前線 (角川文庫 さ 15-1) / 感想・レビュー
ミカママ
kindleアンリミ、あまりにも今月内容がショボいので、いよいよいったん解約するにあたり、DLだけしてほっておいたこちらを読んだ。面白くないわけじゃないが、いかんせん対象が女子高・女子大生あたり?酒井さんが大学時代の作品かぁ。文体は今とまったく変わっていないような。
2019/02/16
晴れ女のMoeco
二十歳そこそこでこんな文章を書けるのがすごい。よんでいて、修学旅行のワクワク感や最終日の観光のさみしさ、テスト週間の午前中で学校が終わる帰り道…若かりし頃(?)の懐かしい気持ちが蘇る。短大では英語と幼児教育しか学べないけど、英会話も子どもの世話も嫌いで、四大の推薦をとった話(私もどっちも嫌いで、今の仕事についた笑)、面食い、男にモテるためにばかなふりしてたら本当にばかになりそう…実に共感するし、やっぱり女子大生のころから「負け犬」予備軍が伝わる(笑)こんなに頭の良い犬を飼いならせる人はいないだろう。
2017/02/28
キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
不変なものとあまりに変わりすぎて今の乙女には共感されそうにないもの。やはり携帯前、携帯後でせうね…。
2016/04/08
たっきー
酒井さんが大学生のときに執筆され、1988年に出版されたもの。学生のときから冷静に世の中や周りの人間を観察し、自身も客観視されていたのがよくわかる。まだストレートパーマが一般的でなかったのか、「パーマより整形の部類に属するような気がして」という文にびっくり。パソコンの普及していく世の中をみて「授業の回し手紙も、ワープロでカタカタ打ったものを、そのままファクシミリで友達の机まで送る、なんてことになったりして」という一文も。携帯電話のメールなんて想像もできない時代だったのがよくわかる。
2015/02/28
mikimikimini
私が女子高生の時に感じていた色々な思いや気持ちがギュッと詰まった一冊でした。マル文字への憧れ、「テスト勉強してない」詐欺、「みたいな」「〜とか」を使って断定を避ける、、、。みんな同じようなことを考えていたんだなぁと、懐かしいような、楽しい気持ちになりました。ズバリ言いたいところを突いているけれど、綺麗な文章で書かれていて、読んでいて疲れません。
2015/01/17
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