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会社員で行こう (角川文庫 さ 15-4)

会社員で行こう (角川文庫 さ 15-4)

会社員で行こう (角川文庫 さ 15-4)

作家
酒井順子
出版社
KADOKAWA
発売日
1994-06-01
ISBN
9784041801048
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会社員で行こう (角川文庫 さ 15-4) / 感想・レビュー

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団塊シニア

20年以上前の作品であるが会社員を的確に捉えてる。「お酌の是非論」では酒井さんはお酒が飲めない、酒席が苦手なこともあり、なぜ女性がお酌をしなきゃならないか?について筆者ならではの視点で述べてるのが面白い。

2014/03/06

ますみ

酒井さん自身が会社員だったときに書いた作品。もう20年以上前のことなんだけど、まぁ、世代感が同じだと笑えたりしますね。ただ、都会のOLとイナカのOLの差はいかんともしがたいくらいのものはありますが(笑)。制服否定派の酒井さんと違って、私は容認派。だって、楽だし。私服の方が制服以上にダサイし(^^;。あ、私の場合は制服じゃなくて作業服というさらに最強のものですが。本当は私服で仕事してもいいんですけどね、作業服じゃないと落ち着かなくて。役員秘書なのに作業服。未だ苦情なし。だから、いいのだ。

2017/07/03

cithara

20年以上前、酒井さんがまだ会社員だった頃に書かれた作品。「ギャル」という言葉(死語?)を平然と使っていたり、時代が固定黒電話と携帯電話の端境期を思わせるエッセイがあったり、今読むと時の流れを感じるが、酒井さんの冷めた眼差しはこの頃から変わらないのだなあ。何が驚いたって、解説を蛭子さんが書いていることである! TVのイメージだとヘラヘラしているだけのオジサン(失礼!)だけれど、ちゃんと酒井さんに敬意を払っているではないか! 彼女の定義する「血中キャリア濃度」には深くうなづく。その点は現代も変わらない。

2013/09/07

カコ*

仕事に疲れたり(仕事で)落ち込んでいる時、ついつい手に取ってしまう酒井さんの会社員エッセイ本です。古い本なので「あれ?」って思う描写もあるけど、わたしも会社員なので共感する部分が多い。読むと気分転換にもなります。

2011/08/28

pantyclub

著者の初期のエッセイ。実は初期のエッセイは本音バリバリで特に面白い。感情がストレートなので良い。著者の魅力が満載。働く女性のステータスとしてのハイヒール。個人的には音がうるさいと感じことがある。雪が降ってもハイヒールはすごい。昼休みのトイレの状況が良く表現されている。男性には無縁の世界。やっぱり女性って大変。

2023/08/20

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