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会社人間失格 (角川文庫 さ 15-8)

会社人間失格 (角川文庫 さ 15-8)

会社人間失格 (角川文庫 さ 15-8)

作家
酒井順子
出版社
KADOKAWA
発売日
1997-02-01
ISBN
9784041801086
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会社人間失格 (角川文庫 さ 15-8) / 感想・レビュー

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nao1

93年。大企業のバブルの申し子の実態。いくら残業があったってお給料がそれなりな時代はどこか満足な気持ちでいられたような気がする。災害に対してもお気楽。会議もマジメに参加しているとは思えないし、私用電話や外回り中のお買い物など堂々と書いている。今の酒井さんだったらもっと言葉を選んだだろうけど、時代が寛容だったんだな。「省エネルック=半袖の背広」などという気持ち悪いものを政府が推していたとは?!

2016/09/24

xtc1961ymo

酒井さんが兼業(広告代理店)から文筆業一本に絞る境目に新聞に連載された、エッセイ。バブル絶頂期に大学を出た、著者らしく、時代がかってはいますが、うしろからちょっと引く割には決めつけ大胆とゆう、ものの見方は変わらず笑わせられます。「社内恋愛、好きですか?」が一番笑えました。頷きっぱなしでした。

2015/01/18

ソル

バブルが崩壊してから随分たちますが、会社の中はそうそう変わらないのね。特に前半は私?私が書いた?(ムリ)ってくらい分かる~って感じでした。まあ、世代がどんぴしゃだしね。

2013/08/27

xxxxxx

言わんとすることはわかるけど、妙なハイテンションの語り口にいら。時代が時代だから仕方がないけれど、9.11とか、東北の大震災とか経験してる私たちからしたら、不謹慎が過ぎていて途中は本当に気分が悪かったです。内田樹さんがサカジュンおすすめしていたから読んだけれど、すべてが古すぎて、私は受け入れられなかった。

2015/01/15

Kiyoko

この本は、苦笑しながら読んだ。デスク都市論とか、会議室の予約とか、会議中のお弁当の出前とか・・・ささいな会社生活の中で、ああ、こういうのってあるなぁと思う事を、気持ちよく書いてあります。一時期たしかに忙しくて机を片付ける暇もなく、書類に埋もれて、キーボードを置くのがやっとという時に、資料を読まないと行けなくなって、空いている机を借りた覚えが。これはデスク都市論でいう「成熟期」ですね。そして、誰もいないのに、ドサドサと資料などが崩れ落ちるとなると、崩壊ですw。その前に地下進出もありましたね。

2013/01/03

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