女の仕事じまん (角川文庫 さ 15-11)
女の仕事じまん (角川文庫 さ 15-11) / 感想・レビュー
金吾
酒井さんの視点から女性が就く職業に対する感想を述べています。今とは違う部分もあるのでしょうが、思ったことをズバズバ書いていて笑えるところもあり良かったです。
2024/11/05
奏市
25年前当時の女性が就く主要な職業について、著者独自の解説をしてあるエッセイ。ユニークで穿った見解随所にあり面白かった。所々笑えて気楽に読めた。今との比較で相違点、共通点を考えるのも興味深かった。看護師の編。著者が知人の元ナースに看護大変で患者死んじゃえとか思ったことないかと純粋に聞いている件からは、その後起きる看護・介護事件は今のようになかった(表沙汰になっていなかった)のかと感じた。「(知らないけど)」って言いながら男のエロ発想がよくわかってらっしゃるとともに、意味合い違うが自身も靴音フェチって独特。
2021/05/30
E
女の仕事について悩むので読んでみた。約20年前の内容やから現在バージョンも読みたいな。自分の職業も出てきた。「主婦をお金をとる職業にする」のは私も時々思うこと。姑ってこんな時代あったの?全く共感できんのは私だけ?「おばあさんは一種のサービス業」おもしろい考え方。 カバーデザイン佐藤可士和。
2015/02/18
てくてく
コラムニストの項目で著者ならではのひらきなおりのようなものと描いているところ、そして後半の「女」という職業として、小学生からおばあさんまでを取り上げてそれぞれの特徴を的確にまとめているところがさすがだった。
2014/04/27
cithara
十五年前に書かれたエッセイだけれど、状況は今と大して変わっていないように思える。今でもスチュワーデス(今はキャビンアテンダント)・モデル・アナウンサー等は女子の憧れの職業である。私は著者とは違い看護婦(今は看護士)のコスプレをしたいとは思わないが、この職業についている人をこよなく尊敬する。以前入院していた時私の吐瀉物を平然と掃除してくれたから。その時、私は彼らが「天使」と呼ばれるわけが分かった気がする。女子小学生から女子大生までの考察も書かれているが、私は当時の自分の状況など全く考えていなかった。
2011/08/07
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