ひとくちの甘能 (角川文庫)
ひとくちの甘能 (角川文庫) / 感想・レビュー
さなごん
関東に住んでるけど知らないお店ばっかりよ。東京は行かない。でも甘いものは好き。写真眺めていい気持ちになれる一冊
2014/09/23
ジュンコ
甘党のバイブル。今年も甘いものたくさん食べてやる!!の決意を込めて再読。とりあえずタルト・タタンから攻め入る。
2016/01/02
ろここ
官能と甘能をかけてるだけあって、甘いものを食べる時のエロティックさ、背徳感、そして思い起こされる少女時代の思い出などを描写したエッセイ。そっと耳元に息を吹きかけるような壇蜜っぽい雰囲気。「麸饅頭」に清楚さの奥に潜んだ淫靡さを感じてる人、酒井さん以外にいるんだろうか。甘党としては、素敵な甘味の写真で目の保養しつつ、老舗や名店の情報も手に入れられてお得な本でした。図書館で知り、手元に置いておきたくなったので取り寄せしてしまいました。
2019/08/02
ごぱん
お気に入りは「麩まんじゅう」です。あのちょっと高級な和食弁当の片隅にあるほのかな甘さの麩まんじゅう、お口直しにとっても最適で清楚なあの甘味が、酒井さんの手にかかれば肉々しいちょっとエッチな雰囲気をまとったお菓子に変身。しかも変にいらやしくなく、美しい。一見タダのお菓子、なのにこの方の表現ひとつでこんなにも妖しくて綺麗なものになるんだと感動しました。文書もあっさりで読みやすい。素敵!
2014/01/27
たっきー
甘味エッセイ。酒井さんの文章を楽しみつつ、それ以上に「甘いもの食べたい・・・!」の気持ちで読んだ。それぞれの項目ごとにカラー写真が載っていて、魅力的だったので(が、その写真の品を提供しているお店は東京ばかりだ・・・)。粟ぜんざい、麩まんじゅう、ホットケーキを食べたいな。芝田山さん(大乃国)の解説は、本文に全く触れられずに、ひたすら「甘味」愛を語っていて笑ってしまった。
2015/01/10
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