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変奏曲 (角川文庫 ひ 8-3)

変奏曲 (角川文庫 ひ 8-3)

変奏曲 (角川文庫 ひ 8-3)

作家
姫野カオルコ
出版社
KADOKAWA
発売日
1995-01-20
ISBN
9784041835036
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変奏曲 (角川文庫 ひ 8-3) / 感想・レビュー

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巨峰

姉弟は他人のはじまりという。姫野さんは「姉と弟、それは人生最初で最後の、横の繋がりの単位」だと書く。戦前・戦後・現代と時空を越えた4つの近親愛の物語はどこか切なくどこか哀しい。作者はあとがきで書く「女の人ならいくつになっても夢見る完全なおはなしを、男性が読んでもちっとも面白くないやつを一度、やってみたかった」と。男性の僕が、先の展開も読めず、全編わくわくして楽しんで読んだわけで、作者のこの目論見は、外れてしまったと言えようww勝ったwww(違

2010/10/03

hideko

熱帯夜の為、再読。…というか何回も再読している。 男女の双子のラブストーリー。4章からなるオムニバス。 現代、大正、戦中、戦後。時代が変わっても惹かれずにはいられない2人。 家柄が良いので姉のほうは政略結婚の婚約者がいても、家庭教師と関係を持っても、家が没落し身体を売るようになってもただ、ひたすら弟を愛する。 弟のほうも… 関係は近親相姦だし、ややSMだが純粋な愛ではなかろうか。

2017/08/11

青葉麒麟

双子の結束の堅さは凄いと思う。

2011/09/16

いいちゃん

双子の耽美な世界。昼間に太陽の下で読んでしまったけれど、夜ひそっりと読みたい感じ。

2016/05/07

訃報

簡潔なのにとても淫猥な文章!へ、へんたいだー!!そしてやはり、SとはMへの究極の献身なのであった。すべてを唯一人のために捧げる。明らかに整合性が取れないけれども繋がっている構成も、面白かった。

2017/10/23

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